セレナの買取相場を年式毎の下取り参考価格や買取価格の口コミから探る

セレナは、国内シェアを落し続けている日産ブランドの中では、ミニバンクラスでトップクラスの販売台数を誇っている優等生とも言える車種です。

4代目で日産では初めてS-HYBRID（スマートシンプルハイブリッド）を採用したグレートを投入し、2016年8月に発売となった現行5代目では高速道路などの同一車線運転支援技術である「プロパイロット」を搭載することが話題を集めました。
（全速度域での同一車線での自動操舵は日本初ですが、ドライバーが一切かかわらない自動運転技術ではなく、あくまで運転支援技術）

この半自動運転技術以外にも、現行セレナではエクステリアやインテリアの質感、室内の広さ、走りの質感、使い勝手などが改善され、今後も激戦ミニバン市場を牽引する車種の一つとなっていくものと思われます。

このように販売好調なセレナですが、中古車取引も非常に活発に行われています。

このページでは年式毎の下取り参考価格情報や買取価格の口コミ情報をまとめているので、買取相場の目安として参考にしていただけたらと思います。

セレナ高価買取のためのワンポイント

車をより高く売るためのポイントはいくつかありますが、一つのポイントに絞るなら一番重要なことは多くの買取会社から査定をとることです。

査定を増やせば確実に高い査定価格になるというものではありませんが、より高い査定価格をつけてくれる買取業者に巡り合うチャンスが高まることは間違いありません。

下でまとめたセレナの買取価格の口コミで8年落ちで90万円の査定がついた事例がありますが、このケースの最低査定価格は45万円でした。
仮に45万円の査定をつけた買取業者だけで決めてしまっていたら、45万円も損していたことになります。

裏返せば、査定件数を増やしたことで45万円の査定アップの機会を得たとも言えます。

査定件数を増やすのは面倒くさいな～と思われる方もいるかもしれませんが、結果的には高く売るための近道になります。

自分で買取業者を選んで、店舗をまわって査定してもらうとなると、かなり面倒なのは否めませんが、今はそうした面倒くささを軽減してくれるサービスがあります。

代表的なサービスが一括査定ですが、今、管理人が一番オススメしているサービスは「ユーカーパック」です。

ユーカーパックは一括査定のように、多くの買取業者と直接やり取り（電話対応や査定対応）する必要がありません。
ユーカーパックとだけのやり取りで、提携先の多くの買取業者に入札してもらえるので、多くの買取業者に査定してもらうのと同じ効果が得られます。

ぜひうまく活用してあなたのセレナをできるだけ高く売りましょう！

年式毎のセレナの買取相場

年式毎のセレナの買取相場について、トヨタの下取り参考価格情報をベースにした値落ち率などから探っていきたいと思います。

セレナはグレードが多いので、主なグレードを掲載しています。

下取り参考価格は実勢の買取相場よりも低めに出ることが多いのですが、買取相場の傾向を探るのに役立つ指標になると思います。

3年落ちセレナの買取相場

3年落ちセレナは先代セレナ（C26）ですが、新車価格からの値落ち率からすると結構大きくなるケースが多くなります。

下の下取り価格情報を見ると値落ち率は43-47％のグレードが多くなっています。

グレード間でそれほど大きな値落ち率の差はありませんが、例外はライダー ブラックラインで、下取り値落ち率は38％程度になっています。また、ハイウェイスター系はやや値落ち率が低い傾向にあります。

実勢の買取価格はこれより高くなるケースが多くなると思いますが、過走行などの評価減が大きければ、これよりも低い査定になることもあります。

標準的な走行距離（3年落ちでは3万キロ程度）で、他に大きな評価減がなければ、買取相場は新車価格からの値落ち率で35-40％程度（残存価格で65-70％程度）になるケースが多いと思われます。

平成26年式セレナ下取り価格情報

5年落ちセレナの買取相場

下の5年落ちセレナの下取り値落ち率は50-53％程度が多くなっていますが、実勢買取相場はここまで値落ちすることは少ないのではないかと思います。

下の買取価格の口コミなどから判断すれば、大きな評価減がない標準的な買取価格としては新車価格の50％くらいが下限として考えておいていいと思います。

一方で走行距離が少ないなどの査定評価アップがあれば、残存価格60％くらいになるケースもあります。

グレード別に見ると特にライダー系は値がつきやすい傾向にあります。

5年落ちでは多くのケースで100万円超の買取価格が期待できそうですが、5年落ちを超えると急に値を下げるので、100万円超の査定価格を期待するなら5年落ちまでに買取に出した方がいいでしょう。

平成24年式セレナ下取り価格情報

7年落ちセレナの買取相場

2017年時点の7年落ちセレナは平成22年式になりますが、平成22年式にはC26とC25があり、当然のことながら同じ年式でもC26の方が買取には有利です。

下の下取り参考価格ではC26の値落ち率は70-77％程度、C25が80-88％程度と、C25の方がC26より10％程度新車価格から値を落としている傾向にあります。

繰り返しになりますが5年落ちを超えてからは急に値を下げる傾向にあり、7年落ちで買取価格100万円超はライダーの買取などレアケースとなりそうです。

平成22年式セレナ下取り価格情報

C26

C25

10年落ち以上セレナの買取相場

10年落ち以上のセレナは、３代目のC25型以前のセレナとなりますが、ある程度の査定額を期待できるのは、３代目のC25型だけになります。

したがって、初代のC23型はもちろん、２代目のC24型の買取については、査定価格としてはついても数万円程度となり、条件が悪ければ残念ながらゼロ査定も覚悟しなくてはなりません。

11年落ちのハイウェイスター4WDの買取価格の事例

これは11年落ちの３代目のC25型のハイウェイスターの買取のケースですが、グレードが人気のハイウェイスターで、走行距離が2万キロ未満でかなり少なく、ボディーカラーが黒ということで、低年式車とは言えプラス評価となる条件がいくつかありました。

このケースでは結果としてG社が最高値となる80万円の査定価格をつけました。

これは３代目のC25型の査定としてはかなり高い査定価格ですが、ここまでの高値ではなくても数十万円程度であれば、走行距離等の条件次第では出る可能性はあります。

実際、下でまとめた買取価格の口コミを見ても、３代目のC25型で30-70万円程度の買取査定価格がついているケースがいくつか見られますが、いずれのケースも複数査定でより高い買取会社と契約した結果であり、これらのケースを見ても複数査定がより高値買取につながると思われます。

現行セレナＣ27の予想買取価格帯

セレナの買取査定価格の口コミ

【上記のデータ引用】カービュー買取相場

セレナの買取レビュー