平成27年式（9年落ち）N-BOXの買取相場定点観測

2015年のN-BOXの販売台数は前年比2.8％増の約18.5万台でほぼ横ばいでしたが、前年首位のタントが大きく販売台数を落としたため、軽自動車首位に返り咲きました。

2015年は2月にマイナーチェンジが行われ、フロントデザインなどの外観が初めて変更されました。

わずかな価格改定（同一タイプでやや値下げ）が行われ、マイナーチェンジ前後の買取相場状況を見てみると1-2万円のわずかな査定評価差になっています。

査定価格は2WDが6-10万円、4WDが23-27万円で、値落ち率はそれぞれ93-95％程度、81-82％程度となっています。
他の年式同様、4WDの値がつきやすい状況です。

マイナーチェンジ前の平成27年式N-BOXの査定評価ですが、2WDで3-6万円、4WDで8-14万円の査定評価です。

モデューロX系の平成27年式の上記の査定評価は23-25万円となっています。

値落ち率は86％程度で、ノーマルのN-BOXより低くなっています。

マイナーチェンジ後の平成27年式N-BOXカスタムの買取相場ですが、上記の査定価格は2WDで21-27万円、4WDで24-30万円となっています。
（同一タイプの2WDと4WDの査定評価差は3万円）

値落ち率は2WDで83-85％、4WDで82-84％程度ですが、同一タイプのノーマルのN-BOXよりも低く、中古車市場でのN-BOXカスタムの需要の高さがうかがえます。

タイプ別の値落ち率の差はあまりなく、順当に上位の「G･LﾊﾟｯｹｰｼﾞSSﾊﾟｯｹｰｼﾞ」や「G･ﾀｰﾎﾞLﾊﾟｯｹｰｼﾞ」の査定評価が高くなっています。

マイナーチェンジ前N-BOXカスタムの上記の査定価格は、2WDで18-24万円、4WDで23-29万円となっています。

同一タイプの2WDと4WDの査定評価差は5万円です。