平成26年式（10年落ち）ノートの買取相場定点観測

【2024年4月時点】
マイナーチェンジ前平成26年式ノートの2024年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

2014年に106,765台の販売台数を記録した平成26年式ノートは今年10年落ちとなっていますが、新車価格からかなり値を落としています。

10月のマイナーチェンジ前の上記の値落ち率を見ると、2WD、4WDともに98-99％程度となっており、10年落ちの中古車の査定価格としてはかなり厳しい評価と言わざるを得ません。

グレード別に見ると、比較的値がつきやすいのが特別仕様車の「エアロスタイル」系とスポーティーモデルの「ライダー」系や「アクシス」ですが、それでもほぼ査定評価に差はありません。

「エマージェンシーブレーキ パッケージ」は、ベース車に対して新車価格が8万円高くなっていますが、査定評価差はベース車に対してほとんどありません。

同じコンパクトカーの平成26年式フィットの値落ち率と比較すると、残念ながらノートの買取査定評価はかなり低いと言わざるを得ません。

【2024年4月時点】
マイナーチェンジ後平成26年式ノートの2024年4月時点の下取り参考価格と新車価格からの値落ち率は以下の通りとなっています。

10月のマイナーチェンジにより、廉価グレードの「S」が廃止、「エマージェンシーブレーキ パッケージ」は「メダリスト」のみに設定、特別仕様車の「Vセレクション+Safety」「エアロスタイルV+Safety」が追加されました。

またカスタムカーの「NISMO」と「NISMO S」が発売されました。

「NISMO」系は最も買取査定で有利なのは間違いありません。
特に「NISMO S」は平成26年式ノートで断トツの査定価格になりますが、それでも新車価格に対する残存価格率は23％程度に留まっています。